理想の音色
街に響く教会の鐘の音
木の葉がさらさらと風に揺れる音
小川を流れる水の音
石畳みを走る馬車の音
外で遊ぶ元気な子供たちの笑い声
雄大な滝の勢いある水の音
朝に聞こえる鳥のさえずり…
心地よいと感じる音は、世の中にたくさんあって、そこに身を置くと安らぎを感じたり、エネルギーをもらったり、こころが豊かになったり、穏やかな気持ちになれたりします。
そんな、素敵な音はそこここにいっぱいあるのに、それでも人間は音楽を作って、ハーモニーを楽しみ、メロディを奏で、歌を歌う。
それは、私たち人間の持つ心が、自分が感じた何かを誰かに伝えたい、と思うからではないでしょうか。
美しい景色、胸の中の熱い思い、誰かにもらった温かい優しさ、どうしようもできない哀しさ、湧きでる怒り…。
そしてそれを音楽を通して誰かと分かちあうことができたなら、幸せだな、と思います。
息に乗せて、思いを伝える。
音はその瞬間しか存在しないけど、時間の流れとともに心の中に残っていくもの。
どんな音色だと聴く人の心に触れることができるのかな…
そんな音色はどうやったら出せるのかな…
私にはまだまだ修行が必要です(о´∀`о)
Photo/Kazuo Matsuo
@四日市一番街
松尾さん、素敵に撮ってくださりありがとうございます!
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